性病検査についての基礎知識

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性感染症とは、性行為(オーラルセックスを含む)によって感染する病気の総称です。以前は性病と呼ばれていましたが、近年では性感染症やSTDという名称に統一されました。このサイトでは性感染症を一般によく知られている「性病」という表記で統一しています。

性病は、近年では認知度や予防方法も徐々に広がっているためか感染者数は若干減ってきてはいるようです。(下記グラフ参照)しかし、現実的に感染者がいなくなるということはありません。性病に対する知識や予防法を知って、いざというとき対処できるようにしておきましょう。

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厚生労働省:性感染症報告数
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html

性病のやっかいなところは、症状が軽く自覚症状がない場合があるということです。多くは自然に治癒しませんので治療を行わなないままでいると、いずれパートナーへ感染させてしまいます。

性器がかゆい、膿がでる程度の性病から、HIVのように免疫力を破壊して深刻な状態にしてしまう病気もあります。

特に女性の場合は、性病に感染していると妊娠しにくかったり、妊娠しても胎児に感染してしまうこともあるのでとても深刻です。不特定多数の人との性行為はなるべく避けたり、コンドームなどの避妊具を必ず使うなど自分の身は自分で守ることが大切です。

性病の代表的な症状は

性病の症状は感染した性病の種類によって変わってきます。
多い症状としては、性器のかゆみ、痛み、赤い発疹ができる、排尿時の違和感などです。

性病によって起きる症状の一覧

・性器および性器周辺のかゆみや痛み
・性器および周辺の腫れ、水泡、発疹、潰瘍
・尿道の違和感、かゆみ、排尿痛、膿の排出
・のどの痛み、腫れ、できもの
・口の周りの痛みや、腫れ、できもの
・分泌物の異常(膿、悪臭、粘性、下着に黒点状のシミ、おりものの増加)
・発熱、倦怠感、筋肉痛、黄疸などの症状

性病の感染経路

性病という言葉のとおり、性病は性行為によってウイルスや細菌に感染する病気です。空気感染や自然に病気が発生することはありません。

性病の元になるウイルスや細菌は、性病に感染している人の精液、性器からの分泌液、血液、症状がでている患部にも含まれています。それらの細菌やウイルスは粘膜の接触によって感染します。すなわち、性器、肛門、口内、傷口などと接触することです。

性行為以外の感染経路というのも存在します。一番多いのが、妊娠時に性病に感染していると胎児に感染してしまうことです。これは「母子感染」とよばれます。そのため、妊娠した場合には産婦人科で性病の検査が必ず行われます。

カンジタは膣内に常に存在

性行為以外での特殊なケースとして、人間にもともと住みついている常在菌としての性病もあります。カンジタは、人の体に常に存在している細菌で腸内にいるビフィズス菌や乳酸菌なども同じような常在菌の一種です。

膣にはカンジタが住みついていますが、体調に問題がない場合は性病を発症しません。膣内で乳酸菌の一種であるデーテルライン桿菌(乳酸桿菌)が通常は膣内を酸性に保つため他の菌が増殖しないようにしています。

しかし、病気などなんらかの理由によって身体の抵抗力が落ちたとき、カンジダの栄養となる糖分が増加したときに菌が繁殖してしまい性病を発症してしまいます。

性病の予防法や対処法

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性病を予防するために一番効果が高いとされているのが、皮膚の接触自体を避けることができる コンドームの使用です。コンドーム使用の注意点としては、性行の途中からではなく最初から装着するということです。

男性の場合は自分で使用するだけなので自分の意思次第ですが、女性の場合は相手が積極的にコンドームをつけてくれればいいのですが、そうでない場合にはコンドームをつけてくれと言わなければならず人によっては敷居が高いということもあるでしょう。

もう一つの問題として、性病の感染は性器の挿入だけではありません。口で行うオーラルセックスやキスでも感染することがあります。こういった行為で感染する場合にはコンドームの使用はまったく意味がなくなってしまいます。

そういう意味でも、あなたが信頼しあえるパートナーとだけ性行為をするというのはとても大事です。男性の場合は、風俗に行ったことで病気が感染する場合も多いため、よく知らない不特定多数とは性行為、またはそれに準ずる行為も避けた方が予防になります。

万一パートナーから感染してしまった場合でも信頼のできる相手だとしたら、共に治療することでそれ以上の感染はなくなり特にそれ以上の問題はなくなるはずです。

性病の検査をするには何科を受診すればいい?

性病の検査を病院でする場合には、問題がある部位別に受診した方が専門的な診断をしてもらえます。

例えば、性器に異常がある場合は、性病科、泌尿器科、女性の場合は産婦人科など、のどや口唇やのどに異常がある場合は耳鼻咽頭科、皮膚に異常がある場合は、皮膚科、性病科といった具合です。

性病だとわかっていれば、性病科に行けば問題ありませんが地方によっては性病科が近くにない場合もありますので、その場合は別の科でどこを受診したらいいか聞けばいいでしょう。

性病検査を受けるタイミング

病気の種類によって異なりますが、性病は行為をしてから検査が可能になるまでに一定の期間がかかります。検査が可能になる前に検査を行っても正確に検査結果がでないため性病にかかっていても陰性(感染なし)という結果なってしまいます。

これで「性病ではなかった」と安心して治療をしないと病気は悪化していってしまいます。特に性病は初期に治療するのと悪化してから治療するのでは重大さが大きく異なります。

以下の表は、それぞれの病気が検査可能になるまでの期間です。

病名 検査可能日
トリコモナス 1~3日
カンジタ 1~3日
クラミジア 3日程度
淋病 3日程度
コンジローマ 発症後(3週間~)
性器ヘルペス 発症後(2~10日~)
B型肝炎 発症後(1~6ヵ月~)
梅毒 1ヶ月~
HIV 2ヶ月~

この表を見てわかることは、それぞれの病気で検査可能になる期間が異なるということです。検査できるまでの日数が一番長いHIVの2~3ヵ月後に合わせて「3ヵ月後に全部検査すれば一度に検査できる」と考えていいでしょうか?

確かに3か月後に全部検査すれば、すべての性病を検査できます。しかし、問題は性病は早期に発見して早期に治療すれば軽くて済むが、そのまま放置しておくと不妊症や尿道炎などの別の問題が発生する可能性もあります。ベストな検査方法としては、性病に感染の疑いがある日から1週間程度で一度検査し2か月後に1ヵ月以上のものをもう一度検査することです。

性病の検査はどこでする?

性病の検査をする方法は今のところ病院で検査、保健所で検査、郵送の検査キットを使うという3種類があります。

病院
性病検査というと真っ先に思いつくのは病院ではないでしょうか。

病院では、性病の検査や治療を行えますのでなんらかの症状が出ている場合はすぐに病院に行くのがいいでしょう。なお、症状が出ていないが不安なので念のため検査したいという場合には、保険が効かないので全額自己負担となってしまうので注意してください。

保健所
保険所では、性病の検査を無料でしかも匿名で受けることができます。

いいことずくめの保健所ですが、予約が必要、検査できる日にちが限られている(週1回など)、検査結果を自分で取りに行く、検査できる性病の種類が限られているといったデメリットもあります。HIVの検査で平日に保健所に行くことができる方などはいいかもしれません。

郵送の検査キット
郵送の検査キットは、最近人気のある検査方法です。いつでも自分の都合のよい時に検査でき、匿名で検査することも可能です。

郵送の検査キットでは、検査結果しかわかりませんので実際に治療をする場合には当然病院にいかなくてはなりません。症状がすでに出ている場合には、検査キットではなく病院に行く方がスムーズです。

性病検査の検査料金は?

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性病検査の検査料金は、検査を受ける場所や病院によって検査費用が変わってきます。病院の場合、初診料、検査費用がかかるので1つの症状についての検査でもおおよそ、保険適用でもおおよそ5,000円~10,000円かかります。

症状がない検査だけの場合は保険が効かないので、15,000円~30,000円という高額になってしまいます。郵送の検査キットでは、業者によって違いはありますが1検査で3,000円~5,000円程度です。

複数の検査をするセットでは種類で変わりますが、8,000~20,000円程度かかります。保健所で検査する場合には検査料金は無料です。検査費用を気にする場合には保健所が一番いい選択肢です。

郵送の性病検査キットとは?

性病の種類や検査方法については、説明してきたとおりですが最近では、郵送で性病検査をすることが可能な性病検査キットが人気です。郵送の性病検査キットは、ネットで申し込むと尿や血液などの検体を自分で採取するための道具が送られてきます。

検体を採取するのは自分で行う必要がありますが、病院のように注射で血液を採ったりする必要はありません。ランセットというホチキスのような小さい針でプチっとするだけで特に痛みなどもありません。

このように採取してから、検体を検査期間に郵送します。郵送の方法は検査キットの事業者から返信用の封筒などがセットで入っているので手間はかかりません。検体の検査は専門のラボで行います。これは、通常の病院などで検査する場合と同じ精度なので信頼性という点では問題がありません。

郵送の性病検査キットの信頼性は

郵送の検査キットは、「検体を自分で採取する」「自分で検査機関に送付する」という手間がかかりますが、病院や保健所で性病検査をする場合には、病院や保健所にに行くことや、誰かに会う不安、検査結果を取りに行く手間などもあるので、郵送の性病検査キットで検査を行うメリットも多く、検査を検査キットで受けるという人が多くなっているのです。

早く結果がわかる郵送の性病検査キットは

性病検査キットは、現在6~7社から販売されていますが検査結果が一番早くわかる性病検査キット販売業者は「GME医学検査研究所」です。GMEは、自分のところで検体の検査ができる研究所があるのでキットも安価で早く、安心して検査を受けられます。一日も早く性病の有無を検査してスッキリするためにも性病検査キットを活用してください。

GME
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gme1 GMEは実際に検査を行う登録衛生検査所を自社で持つ検査キットの販売業者です。検査結果が出るまでが最短で1日と一番早く、価格も他の業者と比べて安価になっています。

性病検査設備は最新の機器を使っているため情報発信や信頼性を得るための取り組みに関しては他の事業者より一歩先をいっています。 初めてでどれを選んでいいかわからないという場合にはGMEで間違いないでしょう。

匿名検査 検査期間 結果の通知 局留め対応 個人名配送 衛生検査所 6種セット 8種セット
最短1日 web メール
郵送 電話
9,300円 13,620円
ふじメディカル
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GMEに引けをとらないのが、ふじメディカルです。こちらも自社で性病検査の登録衛生検査所を持っているので検査結果が早くでるのと安さではトップクラスです。関東に提携病院を多く持つので万が一陽性の場合、スムーズに治療ができる東京近郊の人に便利な性病検査キットです。

ふじメディカルの性病検査キット6種セットや8種セットはセットでの価格は最安値です。セット販売の他にもカップルや夫婦で受診できるブライダルセットの販売なども行っています。

匿名検査 検査期間 結果の通知 局留め対応 個人名配送 衛生検査所 6種セット 8種セット
最短2日 郵送
電話 メール
9,000円 13,000円

症状がある場合には郵送検査キットではなく医療機関へ

郵送検査キットは性病を自宅で手軽チェックできるという点では大変便利なサービスです。しかし、郵送検査でできるのは検体物を採取して検査期間に送り結果を知るところまで。

陽性だった場合、サービスの中には提携の病院を紹介してくれるところもありますが、検査キット→病院で受診という二度手間になってしまいます。それに、明らかに性器に異常があるなら郵送検査ではなく医療機関でチェックした方が、治療をすぐに始められるというメリットがあります。

性病は放っておくとパートナーにも迷惑をかけるので早めの対処が重要です。これは明らかにおかしいと感じたら検査キットではなく医療機関を受診するようにしましょう。