男性がなりやすい性病の種類と症状まとめ

76bb863a1ef4ef689366c636ec0b7214_sなんだか性器がいつもと違う、もしかして性病じゃないだろうな~?と思ったときにどのような性病があって、それぞれがどんな症状なのかを知っておくと「病院に行った方がいいのか」「性病検査をした方がいいのか」など対処の方法もわかると思います。今回は男性がなりやすい代表的な性病の種類と症状について紹介します。

性病は、近年でこそ全体の総数は減ってきていますが「症状がわかりにくい」「自覚症状が少ない」ものもあるので完全に性病への感染がなくなることはありません。もしかしてと思ったら、症状を確認して不安であれば早めに医療機関に行った方がいいでしょう。

男性特有の性病というものは、多くありませんが男性の性病の特徴は「尿道炎」「睾丸が腫れる」「亀頭などに白いカス」などが多い症状です。痛みなどの自覚症状がないものもありますが、ほとんどの性病がパートナーに感染するので放置はしないでください。

厚生労働省 性感染症報告数

性病は感染してもスグに発病するわけではない

性病に限らず病気には潜伏期間というものがあります。風邪でもそうですが、菌やウイルスが入り込んでから増殖するまでに一定の期間が必要なので、感染してもすぐに発病して症状がでるわけではないのです。

この潜伏期間は特に症状もでないことがほとんどなので、たとえ検査をしても陽性とはなりません。それぞれの潜伏期間を覚えておいて潜伏期間を超えてから検査や症状の確認をしてください。

性病の種類と特徴

クラミジア

潜伏期間:1~4週間

男性のクラミジアは、尿道が炎症を起こすため赤くなります。半分の男性は感染しても無症状なので自覚症状がない場合もあります。自覚症状としては、排尿時の痛み、睾丸が腫れ上がるなどの症状がでます。

クラミジアで気を付けなければならないのは、感染していると他の性病にかかりやすくなることです。また、症状がでない潜伏期間でもパートナーへ感染してしまいますので、少しでも感染の恐れがある場合は早めに検査してください。

 クラミジアの症状
排尿時の痛み、尿道のかゆみ、排尿時の違和感、睾丸の腫れ、尿道から透明の分泌物、風邪のようなだるさや発熱

 クラミジアの治療
抗生物質内服

クラミジアについてもっと詳しく見る

淋病(りんびょう)

潜伏期間:3~7日

淋菌という菌が感染することで発病する性病で、女性が感染しても症状が軽かったり無症状なことから男性が風俗に行ってオーラルセックスで感染することが多いと言われています。初期症状では排尿時に少し痛みを感じますが、治療せずにいると症状がひどくなり、尿道から膿がでる、排尿時に激しい痛みを伴う、陰嚢部分が痛むなどお症状が現れるようになります。

陰嚢部分が炎症を起こす精巣上体炎になると治療をしても無精子症になることもあるので早めの治療が必要です。

 淋病の症状
排尿時の痛み、尿道から不透明な分泌物、尿道のかゆみや違和感、睾丸の腫れ、発熱や体の痛み

 淋病の治療
抗生物質の内服や注射

梅毒(ばいどく)

潜伏期間:3~13週間

梅毒を引き起こす病原体が、血液や精液などの体液を介して感染する性感染症です。治療せずに放っておくと心臓や血管、神経に重大な障害がでてしまうので、早期に発見、早期に治療するようにしてください。

 梅毒の症状
感染してから3週間~1ヵ月後に感染した部分に直径1~2cm程度の痛みのない「しこり」ができます。その後、全身や手足に普通の湿疹とは異なる赤い円形のあざができます。これはかゆみはあまりなく、1ヵ月程度は出続けます。

感染して3ヵ月後、顔や手足にピンク色の円形のアザ、脱毛症状がでてきます。これらの症状が3ヵ月から3年続き、自然に消えます。感染して3年以上経過すると、皮下組織に大きめのしこりができ、末期症状では、心臓、血管、神経、目などに重い障害が出ます。

 梅毒の治療
抗生物質「ペニシリン」の内服

ヘルペス

潜伏期間:1週間~2週間

ヘルペスウイルスによって発症する性病です。性行為で感染するほか、口にできる口唇ヘルペスから性器に、タオルやコップなどの共同使用、公衆浴場や公衆トイレなどで感染することもあります。

感染すると、患部にヒリヒリするような違和感やかゆみなどを生じ、1~2cm程度のかゆみのある発疹ができます。発熱や強い痛み、亀頭や陰茎部、太もも、肛門などに症状が出ることがあります。

 ヘルペスの症状
亀頭や陰茎、太もも、肛門周辺などに赤い発疹や水ぶくれ、ただれができ、ヒリヒリしたり、かゆくなる

 ヘルペスの治療
抗ウイルス薬を使用(市販薬の塗り薬もある)

トリコモナス

潜伏期間:1週間~6ヵ月

主に性行為で感染しますが、まれに公衆浴場などで感染することもある性病です。女性に多いですが、男性も感染することがありますが自覚症状がない場合がほとんどです。男性の場合は、尿道や前立腺に炎症を起こしますが、炎症が軽く、分泌物も少ないので知らずにパートナーに病気をうつしてしまいがちです。

 トリコモナスの症状
ほとんどの場合は無症状、まれに排尿痛、射精痛、尿道からの分泌物

 トリコモナスの治療
抗トリコモナス剤メトロニダゾール)の内服

尿道炎

潜伏期間:1~10日

男性の場合、尿道口や亀頭が排尿時に痛みや膿がでることがあります。性病ではありませんが口でする風俗でうつる事が多い病気です。( 口は雑菌も多いところです ) 放っておいても自然治癒はしませんので注意が必要です。

 尿道炎の症状
症状が出ない場合もあるが、排尿痛、頻尿、尿意切迫、膿などの分泌物が出る

 尿道炎の治療
原因によって治療法が異なるが通常は抗生物質の内服

亀頭包皮炎

潜伏期間:1~10日

これも、口でする風俗へ行った後になる方が増えています。医者で治療する必要があります。白いカスが出る症状はカンジダと似ていますが、抗真菌剤では治らないものは雑菌性の亀頭包皮炎です。せっけんで洗うと悪化します。お湯で軽く流すだけにしておいてください。

 亀頭包皮炎の症状
亀頭や包皮が赤くなる、痛み、かゆみ

 亀頭包皮炎の治療
症状が軽く免疫力がある場合は自然治癒する、治療は抗生物質の内服や塗り薬
かゆみなどの症状がある場合には、ステロイド入りの塗り薬
カンジタが原因の場合は抗真菌剤の塗り薬

尖圭コンジローマ

潜伏期間:3週間~1年

尖圭コンジローマ (尖圭コンジロームともいう)は、性器にできる小さく白いブツブツのイボができる病気です。主に性行為で感染しますが、免疫力が低下していると性行為以外でも感染する場合があります。

痛みやかゆみがある場合もありますが、そのような症状がでない場合もあります。治療は病院でイボを切除しますが、免疫力の低下などで再発することもあります。男性の場合亀頭などの性器周辺にできることが多いのですが、別の「フォアダイス」などの症状と間違いやすいという特徴があります。

 尖圭コンジローマの症状
亀頭の周辺や肛門の周り、陰嚢などにとがったイボができる
重症になるとカリフラワーのようになる
痛みやかゆみなどはない

 尖圭コンジローマの治療
塗り薬による治療
電気メスで焼く
レーザー光線で取り除く

HIV(エイズ)

潜伏期間

血液検査で反応がでるまで 2ヵ月~3ヵ月
症状がでるまで数年

発症するまでは、健康保菌者( キャリアー )といい、外観上健康な状態と同じ。ある日突然、急激な体重の減少、著しい寝汗、下痢が続くなどの症状が現れ始め、カビによる肺炎や皮膚の悪性腫瘍などで発症する。エイズ発症抑制剤を絶対に切らさないでのみ続ければ、一生発症しないで平均寿命まで生きられるようになりました。

 HIVの症状
初期症状で39~40℃の高熱が出る、リンパ節が腫れたり発疹がでたりとインフルエンザや風邪と似たような症状がでます。HIVに感染したすべての人に初期症状がでるわけではありません。そのため、初期状態では医者でも診断できずHIVに感染したかどうかはわかりません。

その後、数年~10年ぐらいの無症状期間があり、エイズを発症するようになります。

 HIVの治療
HIV(エイズ)の治療としては、完治させることは現在はできないのでエイズの発症を抑えるという治療方法になります。HIVに感染していても薬を飲むことでエイズの発症を抑えることができ普段と変わらない日常生活を送ることができます。

その他参考:
性病の種類と症状、特徴一覧